人生初、ナンパしてみた

 

昨日は人生初のナンパというものをしてしまった。

 

色々なきっかけが積み重なった上での

ある種、運命的ともいえるナンパだった(神聖化しすぎ笑)

 

 

最初のきっかけは「絶対内定」という就活本の中に

「ひと皮むけるような経験をしろ」という下りがあって

その例としてナンパが紹介されていた。

 

 

「街中でものすごくタイプの女の子を見かけたとして

『どうしようかな。声かけようかな』

という迷いが生じる。

 

たいていの場合は声をかけずに通り過ぎてしまって

『もし声をかけてたらどうなってたのかな』

と軽く後悔することだろう。

 

だが、そこで実際に声をかけたならどうなるか。

無視されて恥をかくかもしれない。

 

でもきっと、君は勇気を出して声をかけた

自分のことを好きになるだろう』

 

 

と書かれていて、妙に納得してしまった。

 

僕は惚れやすいタイプで、

街中で可愛い子を見かけるたびに

「あんな子と付き合えたらなー」

と指をくわえてみていた。

 

高校のときも好きな子が隣の席にいるのに

緊張して一言も話せなかったりした。

 

そんなチキンな自分と決別するためにも

ナンパしてみるのもいいかもしれない

と思い始めたのだった。

 

 

次のきっかけはナンパする前夜。

 

仲の良い友達と就活について話しながら

飲んでいた。

 

「説明会行くとけっこう可愛い女の子いるよなー」

と盛り上がっていると

そいつがこんなことを言い出した。

 

「説明会で隣になった子とかに

 よく声かけられたりするよ。

 別に声かけられても不自然じゃないし

 お前も声かけてみたら?笑」

 

この言葉を聞いて、

「モテやがって」と悔しくも感じたが

「もしかしたら説明会なら俺も声かけられるかも」

という希望がわいた。

 

そして場の勢いで

「じゃあ明日の説明会で声かけてみるわ!」

と友達に宣言してしまった。

 

 

次の日、変な決意を胸にして説明会に向かった。

 

目当ての企業の説明会が始まるまでに時間があったので

僕はブースの近くで待機していた。

 

ナンパしたのは、その時だった。

 

 

すごくタイプの女の子が20M先ぐらいの列に並んで

「可愛いなー」と思ってみていたら

バッチリ目が合ってしまった。

 

しかもいつもならすぐ逸らされるのに

向こうもジーッと見つめてきたのだ。

 

ここで僕は

「これはいけるかもしれない」

と思い始めた。

 

 

正直すごく迷った。

たぶん3分ぐらい迷ってたと思う。

 

今までの僕ならきっと声をかけられないまま終わってただろう。

 

でも昨日の友達との一件があったから

「このタイミングでこんな機会が巡ってきたのは

もしかしたら運命なのかもしれない」

 

と思い切って自分も列に並んだ。

 

そして

 

「すみません」

 

と声をかけた。

 

 

ほんとに勘違いかもしれないけど

向こうも「待ってました」という表情で

僕の質問に答えてくれた。

 

しかも会場に入ったら

ちょうどはじっこに2席分空いていて

「なんかできすぎだな、これ」

と内心笑ってしまった。

 

 

そして、別れ際に

「また就活について情報交換しましょう」

という体でLINEを交換することができた。

 

 

このとき僕は

「別にLINEブロックされてもいいや」と思った。

 

勇気を振り絞って行動したことによって

僕はたしかに自分のことが少し好きになった。

 

一皮むけるとはこういうことなのか、とも思った。

 

 

「ナンパ」というと、なんだか不謹慎だなと思う人が多い。

僕も以前はそう思っていた。

 

でも、向こうの女の子も喜んでくれているなら

別に悪いことじゃないし

 

勇気を振り絞って行動することで

自分のことが好きになれるなら

ナンパっていいものかもしれない。

 

 

「おい、真面目に就活しろ」

というお話でした。

コンプレックスについて

 

 

去年の冬ごろから、急に自分の身長のことが気になりだした。

 

高校生のときに163センチぐらいしかなくて、

たまにチビとかバカにされて悩んでいた以来だ。

 

実家に帰ったときに母親が「あんた背伸びたんじゃない?」と言ってきたので

家の柱で簡単に測ってみたら168センチぐらいになってた。

 

それでも平均以下なのだが、けっこう嬉しかった。

 

 

ただ、日が経って自分が168センチなんだと自覚してくると

「170センチまであとちょっとなのにな・・・」とまた悩み出した。

 

今では巻尺を買って自分の家で頻繁に身長を測ってしまうぐらい、

病的な悩みになってしまった。

 

自分で測っても正確な値がわからなくて、173センチぐらいになって浮かれて、

別の日にもう1度測るとやっぱり168センチだったりする。

 

 

僕は都会に住んでいて、外に出ると大量の人とすれ違う。

 

平均以下だから、大半の男性よりは自分の方が低くて、たまに自分より低そうな人がいると変な優越感が芽生えてくる。

 

すごく失礼だし、そんなことばかりを気にする自分が嫌になる。

 

 

コンプレックスというものは本当に厄介なものだなとつくづく思う。

 

しかも身長などのように努力ではほとんどどうにもならないことは、変にこじらせてしまいやすい。

 

どこかのネットリサーチでみたが、男性のコンプレックスで最も多いのは「身長」らしい。

 

身長は客観的で人と比べやすいし、高身長の芸能人がもてはやされているのもあって

多くの人が気になってしまうのだろう。

 

 

人間は動物だから、異性を求める本能が備わっている。

性欲というやつだ。

 

たいていの男は性欲が強烈だし、仕事や勉強を頑張る理由の根本には

「かっこよくなって女の子にモテたい」というのがあったりする。

 

バンドマンがバンドを始める理由も「モテたい」がやはり最も多い。

 

 

身長が女の子にモテる上で重要なファクターになるのならば、気にするのは当然だろう。

 

ただ、最近では背の低い男子を「かわいい」といって気に入る女性もいるみたいなので背が低いからといってモテないわけではないみたいだ。

 

嵐の二宮や大野も160台の身長だけどかなりの人気だ。

 

 

ただ、男の視点でみれば背が高いほうが強そうだし、

180台の人にケンカを売られたらほぼ勝ち目はないだろう。

 

動物的に勝てない、というのは僕のような若造にはけっこう辛い。

 

僕がずっといじられキャラだったのも、性格もあるかもしれないけど

身長が低いのが大きいと思う。

 

 

こんなことを考えていると、ふと「自分が身長180センチだったらなあ」と思ってしまうことがあるが、こういうことを考えてしまう時点でまだまだ精神的に未熟なのだろう。

 

身長に限らず、「自分がもしこうだったら」という考え方をしてしまうことは多い。

 

理想は「それも個性だ」と受け入れてしまうことなんだろうけど、

いざ外に出て他人の目にさらされると、その信念が揺らいでしまう。

 

 

しっかりと恋人を作って、パートナーに愛されているという実感があればこんなことは考えないのかもしれない。

 

それはそれで、「他人の評価に依存した状態」なのかもしれないけど。

 

 

この記事を何年後かに自分が読み返したら、どう感じるのだろうか。

 

もしかしたらもっとコンプレックスをこじらせてるかもしれないな。

 

アホなこと考えてたなーと言えるようになってたらいいな。

正解を求めて

 

最近は毎日のようにお気に入りの本屋に通っている。

 

つい気分が落ち込みそうになると、足を運んでしまうのだ。

 

もはや「本屋依存症」かもしれない。

 

 

大学に入ってからというもの、次々に本に手を出すようになった。

 

僕はきっと「正解」を求めているのだろう。

 

自分の考えや価値観に自信がないから、他の人の考えや価値観を覗いて

自分の考えが「正しい」ものなのかを確認したくなる。

 

すごそうな人の意見に影響されやすくて、セミナーとかに参加するとすぐ熱くなってしまう。

でも何日かたつと、その人の意見を忘れてる。熱しやすく冷めやすい。

 

 

そろそろ他人の意見に頼りすぎるのはやめよう。

 

これでも22年は生きてきたのだから、それなりの経験はあるし、それなりの意見もちゃんと自分の中にあるはずなんだ。

 

仕事とかになるとぜんぜんわからないけど、例えば人間関係などは十分語るに値する経験を積んでいると思う。

 

インプット過多になりすぎたから、もっとブログでアウトプットしていきたい。

 

「誰かが言った意見」を引っ張ってきてここに書くんじゃなくて

できるだけ自分でウンウン考えてひねり出した言葉で書きたい。

 

読者になってくださってる方は記事の更新の通知がうっとうしいかもしれませんがご容赦ください。