無理しなくてもいい生き方

約1年ぶりぐらいの更新となったが、良い気づきがあったので書き残しておく。

 

エンジニアへの転職は想定以上にうまくいき、昨年末から半年ぐらいの実務経験を積むことができている。

現在は契約社員としてフルタイムで受託開発を行いつつ、2社と業務委託契約を結んでWeb開発を行っている状況だ。

 

月の総労働時間は220時間ぐらいになっているのに、全然辛くない。かなり頭を使うので疲れたな〜と思うことは度々あれど、エンジニア辞めたいなとはこれっぽっちも思わない。

 

やっと天職に巡り会えたのかもしれないという気がしている。

 

これまでに自分が書いた記事(特に2019年~2021年までの前職の期間)を読み返してみると、8時間も集中力もたないとか悔しくて悲しいとか弱音ばかりを吐いていて、過去の自分ってこんなだったのかと驚く。

 

たぶん合わない仕事(営業や繰り返しの単純作業)を無理に続けていたからだと思う。

 

YouTubeの意識高い系インフルエンサーの動画などをみていると、「圧倒的努力」とか「楽しくない作業も工夫すれば楽しめる」みたいな発言をしている人がいるが、少なくとも自分には合わないやり方だなと感じる。

 

自分の特性に合った仕事であれば、長く働いてもそれほど辛く感じないし、無理なく学習を継続したりできる。

 

それにエンジニア職に限っていえば、経験を重ねて実力が上がれば単価もどんどん上がって、時給1万円以上になれたりもする。(そこまでいくのはかなり厳しいが、5000円ぐらいなら凡人でも到達可能)

 

仮に時給5000円で働けるようになったら、月に60時間(週に5時間×3日)働くだけで十分な生活費を得られるようになる。

 

余った時間を使って旅に出るのもいいし、興味のある作曲活動とかに挑戦したりもできそうだ。

 

長々と書いたが、僕にとっての人生戦略においては、社会的な需要があってかつ人よりもラクに成果を出せる仕事(環境)を選ぶのが重要と気づいた。

 

だから、どんな環境でも圧倒的努力で突き抜けろみたいな考え方は間違っていたということだ(少なくとも僕にとっては)

 

前職は営業や単純作業など人よりラクにできない仕事をやってしまっていたから、もがき苦しむことになったのだと今になって思う。

 

エンジニアになる上で、資格を取るのは難しくなかったし、エンジニアとして仕事を得るのも世間で言われているよりずっと楽だった。思考を1日中こねくり回している自分のような人間には、最適の仕事だと思う。

 

ただ、半年しか開発経験がないので、ここからレベルの高い実装に入ったら挫折したりもするかもしれない。でも、現段階においては難易度の高い実装ほど楽しいと感じるし、知識が増えるごとに思考の密度も増して、どんどん楽しくなってきている。

 

エンジニアになってから1年後にまた書き残したい。