小学生の家庭教師を始めて得た気づき

 

今月から家庭教師のトライに登録して、

小学4年生の女の子を教え始めた。

 

その子はとても活発な子で集中力が続かないので

教えるのもひと苦労だが、やりがいがある。

 

 

家庭教師をやっていて面白いなと感じるのは

他人の素のままの親子関係を知れることだ。

 

それを知ることで自分自身の親との関係を相対化し振り返ることができる。

 

例えば、親の接し方の長短を知れたり

親・子それぞれどんな気持ちでいたのかを想像できたりする。

 

 

その女の子のお母さんは側から見ていると

とても厳しい態度でその子に接している。

 

その子に「ちゃんと勉強しなさい!」と何度も叱る。

 

関係性はそれほど険悪ではないみたいだけど。

 

 

自分の親はどうだったかというと、

いい意味でも悪い意味でも放任主義だった。

 

箸の持ち方とかはよく注意されていたけれど

勉強に関して何か言われた記憶がほとんどない。

 

あと、過剰に叱られたり褒められたりとかもなかった。

 

僕が「他人の言動を強く否定しない」スタンスになったのは

母親が僕に対してそのように接していたからかもしれないなと気づいた。

 

 

もう1つ、家庭教師をやって得た気づきがある。

 

自分のモチベーションの源泉は

「自分の考えや分析が他人の役に立つこと」

そしてもっと大げさに言うならば

「誰かの救世主になること」だ。

 

 

僕はアニメやマンガでどのキャラが好きかと聞かれると

たいていの場合「主人公」と答えていた。

 

それがなぜかやっとわかった。

 

僕は「救世主」に憧れていたのだ。

 

ダメな状態、ピンチに陥っている人や組織を

1人のヒーローが救い出す。

 

そんなストーリーを求めているのだと気づいた。

 

 

これを仕事に具体化すると、

人や組織に密に関わるタイプのコンサルタントなどが思い浮かぶ

 

ただ、コンサルタントといっても

数字を分析して、フレームワークに落とし込んで、資料を作る

みたいな合理主義的なものは嫌だ。

 

顧客と涙を流し合いながら熱い抱擁を交わすみたいなのが良い。

 

 

ここ数日はかなり気持ちが上向いてきているので

この調子で10月から始まる大学とインターンをスタートさせたい。