後期の振り返り:大学の講義を真剣に受けてみて
昨日、後期のテスト・レポートが全て終わり
今日から春休みに入った。
おそらく29単位分、すべて取得できたはずだ。
12月〜2月までは週5で大学に通い、
16コマ分の講義を受けていて
こんなに真剣に取り組んだのは4年目にして初めてだった。
レポートを書いたり、教授に質問したり、講義内容をまとめたりする中で
ある程度、脳みそがアップグレードされたように思う。
複数の教授の話を聞いて印象に残っているのは
「世の中の人は、〜について間違った認識・理解をしている」
という話が何度かあったことだ。
例えばコーポレートファイナンスの授業では、
日経新聞の見出しをピックアップして
「株価だけで比較するべきではなく、
株式時価総額で比較しないといけない」
というような話がされていた。
あとは「ハイリスク・ローリターン」という用語がビジネス書でたびたび登場するが、そのような概念は存在しない。勝○和代さんは間違っている。
というような話もあった。
ちなみにその講義は、教授の説明がプロ講師並みにわかりやすく
基本的なところから理解することができたので
なぜ日経新聞や勝○和代が間違った主張をしているのか
初学者でも理解することができた。
こういった「間違った理解に基づいた情報」というのは
世の中にいくらでもあるのだと思う。
WELQの問題も記憶に新しいが、インターネットの発達で情報発信が容易になった分、「質の悪い情報」が蔓延している。
やはり身元のわからない発信源よりも、大学教授のように身元がはっきりしていて、かつその分野に精通している人から学ぶことが、より重要になってくるのではないだろうか。
もちろん「専門家」だからといっていつも正しいとは限らないが、
基礎を学んで背景にある論理構造を理解できていれば、
易々と騙されることはないだろう。
来期はもっと体系的に経営学を理解して、
実践で生かせたり
他人に役立てたりできるレベルになりたい。